
こんにちは!前のめり(@maenomelife)です!
今回は、
「クレジットカードをこれから使い始めたい!」
という方へ向けて、数年前に同じ道を通った私の実体験をもとに、今選ぶべきクレジットカードを紹介していきたいと思います!
Contents
クレジットカードを正しく理解しよう!
いきなりですが、みなさんは自分にあったクレジットカードをお持ちですか?
日本クレジットカード協会の調べによると、日本人のカードの平均所持枚数は2.5枚だそうです。
思ったより多いと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、イオンやTSUTAYA、TOHOシネマなど身近なところに年会費無料で主婦でも作成できるカードが多くあるので、ポイントカード感覚でなんとなく持っている方が多いのだと思います。
また、別の調査によれば、メインカードとして最初に手にしたクレジットカードをずっと使い続ける人が圧倒的に多いのだそうです。
私は社会人となり10年近くになりますが、私の身の回りでも入社時に会社で発行してもらったクレジットカードを使い続けている人が圧倒的に多いです!
そんな中で、私がこれまで出会ってきた方々のうち、クレジットカードを有効に活用し豊かな生活に役立てているのはほんの数名です。
ではなぜ、クレジットカードをよく理解しようとしない方が多いのでしょうか?
それは、クレジットカードにいいイメージを持っていない方が多いからだと思います。
例えば、カードをなくしたら怖い、不正利用されたら怖いと思っている方が多いと思いますが、クレジットカードの不正利用による損害はカード会社が負担してくれることはあまり知られていません。
更には所持しているだけで、賠償金、旅行での荷物紛失・航空機遅延損害、オンラインショッピングでものが届かないといったトラブルによる損害、死亡、海外での緊急時の病院代等の補償制度があり、多大な恩恵を受けることができるのです。
確かにクレジットカードはダメな使い方もあるのですが、ポイントを押さえて使用すれば、クレジットカードは最高にお得なツールです。
若い時からクレジットカードと良好な関係を築くことで、それをしない人と比較し、大きな恩恵を受けることができます!
まずは目指す姿をイメージする!
クレジットカードはそれぞれの得意分野があり、それを正しく理解することで自分に合ったカードを選ぶことができます。
まずは、自分の目指す姿をイメージして、どういったジャンルのクレジットカードを取得するか考えていきましょう。
流通系カード:お得にショッピングをするにはコレ!
クレジットカードには、流通系カードと呼ばれるものがあります。
テレビCMでよく見る楽天カードやイオンカードのように、気軽に申し込めるのも特徴です。
このようなカードは、一部のお店のサービスに特化したものが多いです。
例えば楽天カードでは、通常利用では100円につき楽天で使用できるポイントが1円分貯まりますが、楽天市場での買い物に使用するときに、より多くのポイントをもらうことができます。
年会費も安く、気軽に作成できることから、クレジットカードにあまり興味がなくても持っていることが多いカードではないかと思います。
銀行系カード:審査が厳しく、高ステータス!ビジネスシーンにも最適!
エリート街道を目指すあなたには、銀行系クレジットカードがお薦め!
その名の通り銀行が発行しているカードで、銀行関連サービスの優待と高いステータス性が特徴です。
年会費は比較的リーズナブルで、キャッシュカードと一体型になったり、ATM手数料が無料になったりの特典があります。
ポイント還元率も1%前後で、銀行預金の利子とは比較にならないくらいポイントバックされるでしょう(笑)
ポイントはマイルに交換できることもあります。
また、使用歴を積み重ねることで、銀行への信用が高まることも大きなメリットです。
マイホーム等の大きなお買い物の際の融資に有利になるという情報もあります!
マイホームが欲しいけど、融資してもらえるか不安・・という方は、1枚作成しておくのも手かもしれません!
更に、銀行系カードは特に国内で高いステータス性を兼ね備えているのも重要なポイントです!
銀行系は銀行からのお墨付きということですから、周りからのイメージも良く、スマートな印象を受けること間違いなし!
銀行系は
通常カード→ゴールド→プラチナ
とランクアップしていき、上位になるほど、ステータス性が高まっていきます!
デキるビジネスマンを演出したい、そんなあなたにピッタリです!!
航空系カード:高いマイル還元率で海外旅行が身近に!
航空系カードは高いマイル還元率と航空機利用の際の特典が豊富です!
社会人になったばかりの方は、マイルを貯めている方は殆どいないと思います。
でも、旅行が少しでも好きな方であれば、マイルを貯めないのは非常にもったいないです!
旅行系カードは利用金額の0.5〜1.5%のマイルが貯まります。
マイルはどれ位の価値があるのかというと、
例えば、ANAのマイルは40000マイルでニューヨーク往復チケットを発券することができます。
同区間を現金で購入する場合、約15万円程です。
つまり、40000マイルで15万円相当と交換できるので、1マイル2円以上の価値があります。
(地域と航空会社によって諸手数料が加算されます)
更にビジネスクラスを見てみると、アメリカ往復は75000マイルで発券できます。
しかし、現金で購入するとなんと60万円以上もします。
75000マイルで60万円のチケットを入手すれば、1マイルの価値はなんと7円以上にもなります!
つまり1マイルの価値は用途によって2〜7円程度になります。
還元率1.5%のカードは、実質の還元率3〜10%(※区間によってはそれ以上!)の超高還元率になります!
ただ、40000マイルを貯めるには、400万円の決済を行う必要があります。
そんなにお金を使わないよ〜
との声が聞こえてきそうですがそこは航空系の強みが生きます。
通常、マイルは2年で消失しますが、カードを持つことで延長もしくは無期限にマイルを貯めることができます。
更には入会キャンペーン等マイルを大量に獲得できるキャンペーンを定期的に開催しており、タイミングによっては10万マイルも獲得できることがあります。
マイル以外にも、登場時に優先チェックインを受けられたり、系列のホテルで朝食無料等の優待が受けられたり、といった特典もあります!
肝心のステータス性ですが、航空系カードもしっかりステータス性を兼ね備えています。
発行会社によるところも大きいのですが、航空系のカードは格の高いカード会社が発行していることが多く、審査は厳しめです。
また、銀行系と同様に
通常カード→ゴールド→プラチナ
とランクアップしていくので、上位のカードになるほどステータス性は高くなります。
旅行を重視する方はマイルを貯める必要があるので、航空系カードは必須と言えるでしょう!
数年に一度は海外旅行に!新婚旅行のために準備をしておきたい! などなど、マイルの利用価値はとても高いですよ!
信販系プロパーカード:圧倒的ステータスと数え切れないほどのベネフィット!
信販系というのは、皆さんご存知JCBやアメリカンエクスプレスをはじめとする、信販、クレジットカード事業を本業としている企業の発行しているカードです。
現在、信販系といってもかなりの種類のカードが発行されていますが、今回お伝えしたいのが、クレジットカードブランドのプロパーカードと呼ばれるカードです。
たくさんある信販会社の中でも強いのが、決済手段を提供している会社です。
決済手段とは何かというと、
例えば楽天カードを作ったときに、
①JCB
②VISA
③MasterCard
④AmericanExpress
の4つのブランドを選ぶことができます。
このブランドが決済手段の持つ企業であり、そのブランドを持つ企業が自社の冠を付けて発行しているカードがプロパーカードです。
ちなみに、VISAとMasterCardはプロパーカードの発行はしていません。
これらのカードは、ポイントの還元率は良くないことが多いのですが、その他にはない、様々なベネフィットがあります。
一例として挙げると
・国際線利用時に、自宅から空港往復時のキャリーバッグを無料配送
・高級レストラン利用時1名無料
・一見さんお断り、又は予約の取れない飲食店に入店できる
・高級レストラン利用時リムジンでの送迎
・ディズニーランドの会員制レストランに入店できる
・1年に1回ホテル無料宿泊、ハイグレードルームへアサイン
・会員限定のパーティ、グルメイベントの開催
・高級外車の優待レンタル
などなど、カード会社によって様々なサービスを受けることができます。
そして、信販系のもう一つの特徴は年会費の高さとステータス性の高さです。
年会費の高さは、上位になるほど顕著で、プラチナカードになれば5万〜15万円程の年会費が発生します。
しかし、その年会費と引き換えに最高のステータスを獲得できるのです。
金で優越感を買っているとも言えるかもしれませんが、逆に言えば、誰もが年会費15万円のカードを維持することはできないのでそれ自体がステータスなのです。
また、先程挙げたような様々なベネフィットを享受できるので、十分に年会費分の恩恵を受けることが可能です。
最後に、プロパーカードのもうひとつの特徴として、プラチナカードよりも上のブラックカードと呼ばれる最上級のカードが存在します。(一部外資系銀行カードもあり)
プロパーカードは年会費は高いですが、それ以上の価値を私たちにもたらす、最も贅沢なカードです。
お薦めクレジットカードはこちら!
今回は、最初の一枚として、新入社員、若手社員の方に特におすすめしたいクレジットカードを理由も含めてご紹介しますので、是非参考にしてください!
Bookng.comカード
このカードはホテル予約サイトのBooking.comが三井住友カードと提携し発行しているクレジットカードで、私も所持しています。
このカードの特徴はなんといっても汎用性が高いことが挙げられます。
まず、年会費は無料です。
利用額の1%が自動的にキャッシュバックされるので、誰しもがメリットを享受することができます。
また、Booking.comで利用した際は、6%もキャッシュバックされます。
更には、Booking.comでの上級会員であるgenius会員にアップグレードされます!
ホテルの割引やウェルカムドリンクなど、ホテルに宿泊の際に多大な恩恵を無料で受けられる素晴らしい資格です。
上級会員を持っていれば、彼女がいる男性がホテルでスマートな演出を演出するのに一役買うこと間違いなし!
Booking.comカードまとめ
三井住友VISAデビュープラスカード
三井住友VISAデビュープラスカードは銀行系の三井住友カードが発行するクレジットカードです。
このカードは25歳以下の方向けのカードで、それ以上の年齢の方は申し込めません。
このカードの特徴は自身の年齢に合わせて、
デビュープラス→プライムゴールド→ゴールド
と自動的にランクアップしていくことができます。
この素晴らしい特典を教授できるのは25歳までにクレジットカードリテラシーを身に着けた方だけの特権です!
三井住友VISAカードは日本で最初に発行されたVISAカードなので、日本国内での知名度も抜群です。
三井住友はカードの入会に厳密な年齢制限と高い審査基準を設けており、その敷居の高さから高ステータスカードとして現在も君臨しています。
何度もお伝えしますが、そのように通常では厳しい審査を受けて発行する必要のある三井住友VISAゴールドカードが、自動的に取得できてしまうのがこのカードの特徴です。
ポイント還元率も高く、年会費は年に一度でも使用すれば無料になるので、25歳以下の方はとりあえず1枚作っておいて損はないでしょう。
三井住友VISAカードは、品格のある堅実なイメージのステータスカードです!
そのため、信用を示したい時、特にビジネスシーンで活躍するでしょう!
但し、三井住友VISAゴールドを取得した際には、上司のカードよりも高ステータスになってしまう恐れがあるのでご注意下さいね(笑)
三井住友VISAカードまとめ
ANA VISAカード
ANAVISAカードはANAが三井住友カードと提携して発行されている航空系カードです。
このカードは今後のランクアップ前提で、今後マイルを本格的に貯めて国内・海外旅行にタダで行きたい!という方には必携のカードです。
トラベル関係のベネフィットが豊富で、ANAホテルの割引等が受けられます。
このカードのランクは、
通常→ワイド→ワードゴールド→プラチナ
とランクアップしていきます。
ワイドカードは飛ばしていただいてかまいませんが、ある程度利用額が増えてきた頃にワイドゴールドカードにランクアップしましょう。
ANA VISAワイドゴールドカードはマイル保有可能年数が1年延長される他、還元率が1.6%を超える高還元カードに昇華します。私もこのカードを所持しています。
ステータス性についても、ANA系のカードは比較的審査が厳しく、良好です。
プラチナカードについては、ゴールド以下と比較し、別格のステータス性を持っていますが、年会費も80000円と別格です(苦笑)
今回はANAのマイルが貯まるカードを紹介しましたが、その理由はソラチカルートと呼ばれる仕組みを使うことで、他と航空マイルと比較し、圧倒的に溜まりやすいからです。
JALマイルを貯めたい方は、別途JALマイルカードを探してください。
(前のめりはJALにはあまり詳しくないので申し訳ありません。)
ANA VISAカードまとめ
JCB一般カード
次にご紹介したいのが、JCBが発行するプロパーカード。
JCB ORIGINAL SERIES の一般カードです!
このカードの特徴はなんといっても、JCBの看板を背負ったプロパーカードであり、JCBの中で最もステータスの高いカードへランクアップする可能性を秘めています。
その名も、JCBザ・クラスです。
但し、その道は生半可ではありません。
ザ・クラスに到達するためには10年以上もJCBを使い続け、かつかなりの金額を決済する必要があるそうです。
私の知る限りでは、最も取得難易度の高いカードの一つです。
その理由は、ディズニー好きなら誰しもが憧れる、東京ディズニーランド内にある会員制レストラン『Club 33』に抽選で入店することがでるからです。
勿論その他にも様々な特典があり、クレジットカードに精通する方であれば誰しもが憧れるカードのひとつです。
JCB一般カードは他のカード同様ランクアップしていくことができます。
JCBカードの種類は
一般→ゴールド→ゴールドプレミア→(プラチナ)→ザ・クラス(ブラック)
となっています。
また、JCBはプロパーカードでありながら、ディズニーデザインの券面もあり、カジュアルに使いやすい一枚になっています。
ディズニー好きな方は育てていく価値が大いにあるカードと言えるでしょう!
JCBはザ・クラスへのランクアップまで長期間使う必要があるので、若い内から使い込むことで味の出てくる、一生のパートナーになると思います!
RPGのレベル上げが好きだったり、ドMな方にはこのカードを激しくお薦めしたいです(笑)
JCB一般カードまとめ
(番外編)
一般カードのように、直接ゴールドカードにランクアップはできませんが、還元率のいいカードでJCBのクレジットヒストリーを積み上げつつ、直接ゴールドやプラチナを申し込む方法もあります。
自分でタイミングを見て上位カードに申し込む必要がありますが、少しでもポイントを貯めたいという方はJCB Wカードもおおすすめです。
アメリカン・エキスプレスカード
おそらく現在最も有名なステータスカードとして君臨しているのが、アメックスです。
そして、私が最もお世話になっているカードでもあります。
このカードは、アメリカの投資家のウォーレンバフェット氏やマイクロソフト社長のビルゲイツ氏など、多くの著名利用者がいることでも知られています。
意外かもしれませんが、アメリカンエキスプレスの門は開かれており、ある程度の収入基準さえ満たしていれば、年齢が若くても発行をすることが可能です。
しかし、発行はできたとしても高い年会費が発生するため、維持するための財力が必要なことから高いステータス性につながっています。
ポイントは無期限に貯めることができ、マイルに交換することも可能です。
アメリカン・エキスプレスカードは
通常カード(グリーン)→ゴールド→プラチナ→センチュリオン(ブラック)
とランクアップしていきます。
アメリカン・エキスプレスのブランドは知名度抜群ですので、所有欲を満たし優越感を与えてくれます。
アメリカン・エキスプレスカードは年会費の高さはありますが、通常カードでありながら他社のゴールドカードをも超えるステータスとベネフィットを持ち合わせています。
空港と自宅間のキャリーバッグの無料輸送、空港内ゴールドカードラウンジの入場、世界中の空港内にある、より上位のラウンジに入れるプライオリティパスの無料発行、アメリカンエキスプレス所持者限定のイベントへの参加やチケットの入手、保険の充実など数えるときりがありません。
また、国内ではJCBと提携しているため、レジの決済機にアメリカンエキスプレスのロゴが無くても、JCBが使えるお店であれば問題なく決済することが可能です。
更には、マニアックな視点ですが、スマートフォンのアプリやwebでの管理画面が洗練されており、操作性も随一です。
それは他社を遥かに圧倒した使いやすさで、アメックスを使用するともう他には戻れません。
そのため、ステータス性を求める方だけでなく、利用しやすいカードを求めている方にもお勧めしたいです。
また、アメックスはチャージカードとよばれ、分割払いやリボ払いは基本的にはできず、全て翌月払いになっています。
そして利用限度額にも一律の制限はありません。自分の利用歴に応じてどんどん上がっていきます。
そういった特性もあり、チャージカードはその他クレジットカードと比較し、別格のステータスを持ち合わせています。
このアメックスはグリーンだからこその格好良さがあります。
それなりに利用していけば、ゴールド、プラチナと招待状を受け取ることができますが、あえてこのグリーンカードを使いこなすのも私はカッコいいと思っています。
アメリカン・エキスプレスカードまとめ
これからクレジットカードを使う方へ注意事項
以上、クレジットカードの利用を激しくお薦めしてきましたが、この2点だけは絶対に守ってください。
- 延滞は絶対にしない
- リボ払いの使用には注意
絶対に延滞はやめましょう。
引き落とし不能、更には支払いの延滞をすると、自身のクレジットカードに傷が付き、カードのランクアップの道は一瞬で閉ざされます。
更にはクレジットカード利用停止もなりえます。
また、リボ払いの使い方にも注意が必要です。
特に三井住友カード発行のクレジットカードはリボ払いを発生させることで高いポイント還元率にすることができますが、リボ残高は何万円も残さないように気をつけてください。
今月だけ借りようという意識になってしまったら最後、二度と返済できなくなります。
まとめクレジットカードは早く利用し始めるほど有利!
いかがでしたでしょうか。
今回は直接的にお得なカードというよりは、長く持つことでメリットがあるカードを中心にチョイスしてみました。
クレジットカードは使用するだけで1%以上の恩恵を受けることができますので、現金払いの方は一刻も早く発行することをオススメします!
また、若いうちは決済金額も比較的少額ですので、将来持ちたいカードを意識してクレジットヒストリーを積み上げるように意識してみるのがいいのではないでしょうか。