こんにちは!前のめり(@maenomelife)です!
今回は私が愛用している、最も安くて音の良いオーディオプレイヤーをご紹介します。
プレイヤーといえば、レコードから始まり、テープ、ラジオ、CD、MO、Blu-ray Audio、Bluetoothレシーバー、ネットワークプレーヤーなど様々な選択肢があります。
現代においてはレコードの復権もあり、多種多様な選択ができますが、今回の方法であれば安価に高クオリティで音楽再生ができます。
AirMac Expressは最高のプレイヤー
今回紹介するのが、このAirMac Express。
AirMac Express(略してAME)はAppleの販売していた無線LANです。
今は無線LANをAppleがわざわざ作る時代でもないのか、2018年に惜しまれつつ販売が終了しています。
なぜ紹介するのが無線LANなのかというと、この無線LANは面白いことにオーディオ出力(しかも光)機能が付いるんです。
このAMEはAppleのAir Playという機能を用いることで、同じネットワークに存在するAppleのすべての機器から気軽に音楽を無劣化で出力することができます。
AirMac Expressの選び方
AMEは既に生産終了しているので、中古販売が主となりますが、一つとても重要な注意点があります。
これが原因で、私は1年以上悩まされました。
それは、何かというと新しいタイプは絶対に選ばないということです。
AirMac Expressはこれまで3タイプかのモデルが発売されています。
初代と、機能を拡張した2代目、それから見た目も刷新された3代目があります。
このうち、3代目だけが、新技術のAirPlay2というものに対応しており、一見良さそうに見えちゃうんですけど、オーディオを楽しむという点ではオススメできません。
新しいタイプにはノイズの問題を抱えており、ファームウェアの入れ替えなど何をしても、改善することはありませんでした。
この原因となるのが、光信号の同期処理によるもので、初代及び2代目では発生せず3代目だけに起きます。
これにより、プツプツというノイズが耳障りなだけでなく、音の艶やかさが失われてしまいます。
なので、直接コンセントに挿しこむ旧タイプのものを選ぶようにしてください。
また、旧タイプにも種類があり、古いものについては、最新のiOSやMacOSでの設定ができなくなっています。
そのため、使用できない事はありませんが、おのずと2代目がオススメになってきます。
まとめると、
第1世代 A1084 M9470J/A ×
第2世代 A1264 MB321J/A ◎
第3世代 A1392 MC414J/A ×
となります。
型式をみて購入するようにしてくださいね!
設置はカンタン。繋ぐだけ。
設置は、コンセントに指すだけなので、本当にカンタンです。
ただし、気にされる方は、他のオーディオ機器とは異なる系統(なるべく電源のケーブル長が離れたコンセント)に接続するのが望ましいと思います。
AC電源は可聴域ではありませんが、高周波ノイズを放出するので、音質に悪影響を与えるといわれています。
設定についてはAirMacというアプリで行うことができます。
無線LAN機能も勿論使うことができると思いますが、規格が時代遅れで速度が遅いので、無線LANの機能は無効化してしまうといいでしょう。
AMEはアナログ、光共用出力端子のため、3.5mmジャックから高品位な光出力を取り出すことができます。
殆どの機器は角型(TOSLINK)入力だと思うので、丸形−角型光ケーブルを用います。
私は耐久性や品質を考慮して、下記のようなケーブルを使用しています。
この光ケーブルを使ってDACや、アンプの光入力端子に接続すれば完了です。
まとめ
AirPlayではデジタル音源については、ハイレゾ、DSDのような超大容量データは再生できませんが、十分に高音質な仕様をサポートしています。
AMEを使えば、安価にCDクラスにおいては劣化のない音源を再生することができます。
また、少しクオリティは落ちますが、iPhoneであれば、SpotifyやYouTubeなどでいろいろな音楽も楽しめますから、オーディオの活用の幅が大きく広がります。
ONKYOやPioneerなどの一部メーカーでは標準でAirPlayができるプレイヤーもありますが、オーディオ機器に拘るのであればDA変換はプレイヤーの性能の低いものでなく、高品位なDACで行うと思います。
そのため、ピュアに光出力を取り出すことに特化し、無線LANなのでコンパクトで電源も常時入っている、そしてなによりも安いということでAMEはとてもオススメのオーディオプレイヤーです。
(確か、私はメルカリで1000円くらいで購入しましたよ。)
これを導入するだけで、ネットワークプレイヤーや、CDプレイヤーといったデジタル音源を再生するための大きなプレイヤーから開放されますし、どこでも手元のAppleデバイスで手軽に操作できます。
ぜひ試してみてください!
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