LEICA SUMMARON 35mm f2.8 (M3)

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SUMMARON 35mm f2.8 の仕様

レンズの物知り度レンズの希少度描写の好み度
★☆☆☆☆★☆☆☆☆★★★★☆
レンズ名SUMMARON 35mm f2.8
メーカーErnst Leitz Wetzlar
焦点距離35mm
開放f値2.8
マウントM
フィルター径39mm
最短撮影距離0.65m(M3)
タイプダブルガウス型(4郡6枚)
特徴ズミクロンに勝る描写
製造年1958-1968年頃
価格★★☆☆☆

レンズの特徴

このタイプのズマロンは、見ての通り超高額な8枚玉と同じ作りをしています。

 

中身を覗いてみると鏡胴部品も殆どすべてが共通化されています。

メガネもズミクロン、ズミルックスの1stと全く同じものです。

 

レンズは外見で決まるわけでは当然ありませんが、特にこのズミクロン、ズマロン35mmの鏡胴デザインはライカの中でも人気があり、ストッパーの使い心地は知ってしまうと以降のプラのノブ付きレンズなんて使えなくなってしまうほどです。

 

 

レンズは当然ズミクロンの劣化版ではありません。F値は旧型の3.5よりは半段明るくなっていますが、それでもまだズミクロンとの差は1段分あります。しかし、最近のデジタルでは1段差はそこまで大きな問題ではありません。

そして描写力でいえば、次の項を見ていただければと思いますが、ズミクロンすら上回るのではないかという解像度と絵の良さがあります。

 

 

描写

M10以降ならf2.8は夜でも十分な明るさです。

 

描写がキツくないんですよね。

現行レンズではこうはなりません。

 

 

 

 

 

だいたい何でもそうですが、コーティングがある古いレンズはこのくらいの光量だと非常によくコントラストが出ます。

 

これは最短。

 

 

ちょっとこのブログの画質では伝えきれませんが、よく解像もしていますし、それでいて柔らかさが非常によく出ています。

 

うーん。ズマロンf2.8は3.5より明るい分描写は良くないなんて言われたりしますが、どうしたものか、これは良いレンズかもしれませんね。

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