なぜ私たちは写真を撮るの?写真について3ヶ月考えて辿り着いた結論と私がライカを選んだ理由。

こんにちは!前のめり(@maenomelife)です!

実はここ3ヶ月くらいひたすら写真のことばかりを考えていました。

 

皆さんは、写真は好きですか?

 

ブログのテーマのひとつが旅なので旅の楽しみを考えてみると、グルメ、自然、歴史的建造物、体験、などなどとともに、写真を撮ることも旅の醍醐味の一つだと思います。

実際に旅行に行くと多くの方が首からカメラをぶら下げている姿を見ることができます。特に日本の方はカメラの所持率が高く旅とカメラは切っても切り離せません。

 

スマホの普及やインスタ等のSNSの普及によって写真を撮るのも見るのも当たり前の今、写真はどんどん身近になってきています。

12月頃から立て続けに海外旅行に行ったので周りの方を見てカメラというものを強く意識したことが今回の写真について考えるきっかけでした。

 

そしてこの度大きな買い物をしてしまいました。前振りにもあるようにカメラです。

 

「あー一、カメラって高いよねー。一眼レフは10万とかするしー。」

 

なんて思った方がいらっしゃったのであれば私の勝ちです(笑)

 

その価格、なんと定価でごにょにょ万円。。。

 

一眼レフに疲れて一旦はカメラから身を引いた私ですが、この度、再度このような高級カメラを買いました。

今回は、写真について考えたこと、購入に至ったその理由を私なりに解釈し、記事にしてみました。

 

「なぜカメラで写真を撮るのか」と言うことを自分の中で納得しておくことで、またカメラを防湿庫の中で寝かせてしまうことを防ごうというのが今回の記事の目的でもあります。(笑)

 

書きたいことを書いていたら10,000字を超えてしまい、”本かよ!”という感じですが、一眼レフカメラの稼働率が下がっている方も、ライカに興味がある方もみなさんが写真を撮る理由についてのご一考の参考になれば幸いです。

なぜカメラに疲れたのか

 

今回写真に対して考えることになったきっかけは、先程も書いたとおり、一度はカメラにのめり込んだものの、その後にきっぱりやめてしまったからです。

ではなぜカメラに疲れてしまったのでしょうか。

 

私とカメラの出会い

 

本格的にカメラを知ったのは社会人になってからでした。そのため私のカメラ歴はまだ6,7年です。

それまで写真を撮ることに全然興味がなかった私が、先輩の持ってきた一眼レフカメラで記念写真の撮影を頼まれました。

 

当然触ったこともないので、使い方を教わりながらぎこちなくも撮影していると、

「男ならカメラくらい使えないとなぁ」

と一番上の上司から手厳しい一言。

 

うん、確かに。

 

それまで、写真はスマホやコンデジで取る程度で、写真を撮るということにあまり真剣になって考えたことはありませんでしたが、それをきっかけに一眼レフカメラを購入し、カメラに夢中になっていきました。

 

これまで一眼レフカメラはNikon製品を愛用

 

はじめに手にしたのが、Nikon D300という一眼レフカメラ。

購入した一番の理由は、シャッター音がかっこよくて安かったからです。

 このカメラは、よくある入門者向けの一眼レフカメラではなく、いろんな細かい設定が手元でできるような上級者向けのものでした。

 

まさに形から入るタイプ笑

 

 

でも、それが正解でした。

 

そのおかげで絞りやシャッタースピードなどのカメラの基本を身につけることができました。

 

私はディズニーランドに行くのが好きなので、被写体には困りませんでした。

おかげで毎週のようにカメラを持って散歩しつつ写真撮影をしていました。

 

 

次に手にしたのは、Nikon Dfです。

買ったときは20万円超えの超高級カメラ。現在は中古で安ければ10万円ちょっとで手に入ります。

20万円超えのカメラを手にしたことで、ついに本腰入れてカメラの世界に入りました。

 

なぜこの古臭い見た目のカメラにしたかというと、そのDfのコンセプトに惹かれたからです。

 

Dfは2013年に発売された新しいデジタル一眼レフなのに、40年前のフィルム一眼レフカメラとほぼ同じ操作系の仕様になっています。撮影に関する操作系はシャッタースピードと、ISO、露出のダイヤルとシャッターのみ。

今の一眼レフにはほぼ必ずついている動画機能も排除した写真というものに向き合うためのカメラでした。

 

普通の一眼レフカメラには、何に使うかよく分からない人も多いと思うようないろいろな機能のボタンがたくさんついており、撮影中にこの設定を変えてとかあれこれ考えてしまうことがありました。その点、Dfのシンプルな操作系は被写体を見つめて写真を撮ることに集中することができます。

 

マニュアルフォーカスを強く意識した操作系のデザインだったため、オールドレンズや、コシナのマニュアルフォーカス単焦点レンズを使う頻度が増えるとともに、スナップフォトを撮影する機会が非常に増えました。

 

 

 

このように以前の私は機材に拘って、本格的な一眼レフカメラと重いレンズで写真を撮ることを頑張っていました。

 

スマホの進化でカメラの出番が無くなった

 

しかし、そんなカメラ好きになった私の元に黒船がやってきます。

 

それはiPhone Xです。

 

iPhoneをはじめとするスマホは世の中のコンデジを完全に駆逐しましたが、iPhoneXはこれまで高級カメラの専売特許であった「ボケのある写真」も撮ることができるようになりました。

更には、星の数ほどあるアプリのフィルターやエフェクトによって、セピア調やモノクロームから、油絵、漫画風、更には顔面修正や、耳を生やすなんて事まで自由自在。

 

 

そして何よりもスマホは常に持ち歩いているので、とっさに訪れるシャッターチャンスを逃しません。

カメラでは絶対に取れない写真も加工で作れてしまいます。

 

実際に一眼レフカメラは重たくて、気合を入れて写真を撮るぞという日以外には頬殆ど持ち出すことが無くなっていました。そんな時に出会ったiPhoneXには驚きとともに価値観を変えさせられました。

 

もうデカい一眼レフカメラなんていらないじゃんって。

 

それから1年半、本当にカメラを持ち歩かなくなりました。

 

 

これまで、ディズニーのショー等で望遠の写真も撮っていましたが、実はiPhone Xではうまく撮れません。しかし、不思議とそういった写真を撮ろうという気が湧いてきませんでした。

今まで自分は写真を撮っていたんじゃなくて、カメラに写真を取らされていたのかもしれません。

 

iPhoneの写真に足りなかったもの

 

じゃあなんでまたカメラ買ってんのよ、っていう話なんですが。

 

というのも実はiPhoneでは撮ることのできない写真があることに気づきました。

カメラで写真を撮ることをやめて、何時ぞやから撮った写真は見返していない事に薄々気づいていました。

 

私は写真は共有、記録、表現の要素があるのではないかと考えました。

 

旅行写真を家族に伝えたり、食べ物のインスタへの投稿など共有、板書のメモや有名人を見たときに撮る記録の要素。そして、自身の見たものや感じたことを表現する要素です。

 

では、なぜiPhoneでは満足できなかったか。

 

1つ目の理由は、iPhoneでは気軽に撮影できるゆえにあまり考えずに写真を撮るようになってしまい、写真に対する思い入れが無くなってしまったことです。

iPhoneの写真を撮るプロセスはシンプルで本当に素晴らしいです。しかし、iPhoneでいい写真を撮ろうという気が全然湧いて来なかったのです。

 

カメラではファインダーを覗いてフレーミング、絞り値を決めて、フォーカスを合わせて、タイミングを見てシャッターを押すというプロセスがあります。このようにiPhoneと比べて圧倒的に面倒なカメラを使い、こういったプロセスを踏むことで記録だけでなくそのシーンを記憶することができるようになるのだと思います。

記憶法にある、人や場所等を一緒にイメージすると記憶に残す事ができるようなことと同じような感じです。

 

一方でスマホで撮った写真では、SNSに写真とコメントをつけて投稿をすることでようやく記憶できるのではないでしょうか。iPhoneで撮った写真を見返しても何を思って撮った写真なのかというのが全く思い出せないものばかりです。

 

写真に対する記憶の結びつきが弱く写真に対する思い入れがなくなり、写真を見ようとすることが無くなってしまいました。

 

カメラで撮った写真は一見手間ですが、写真を見返すとなぜその時にこの写真を撮ろうと感じたかをよく思い出す事ができる一方、iPhoneは手軽ゆえにサクッと撮って、その何かを撮ったという事実に満足して終わってしまっていました。

 

そして、2つ目の理由としては画質に満足できなかったことです。

正直、最初は全く気になりませんでした。むしろiPhoneの写真を気に入っていました。

 

しかしそれはあくまでiPhoneというカメラと比べて遥かに性能が劣るデバイスが、機械学習によるボケの画像処理という新技術を合わせることでここまで良く写るのかという驚き、そして一番は写真をスマホという非常に小さな画面で見ていたからでした。

 

実際には、iPhoneで撮った写真の質はカメラと比べるとまだまだ劣っています。

 

iPhoneで撮った写真も、一眼レフで撮った写真もインスタやTwitterを見るスマホの画面では見分けがつかないのかもしれません。

しかし、現像での耐性やノイズといったセンサー性能に加え、その写真の立体感等のエッジの立ち方は特に高解像度、大画面の世界で見たときに人に与える印象はカメラで撮った写真と比べるとはるかに劣ります。

 

これまでは写真をPCの壁紙にしたり、iPadでスライドショーにして見ていたのですが、スマホ撮った写真はそういった用途には見るに耐えませんでした。

 

そもそも写真にそこまで細かな画質の差を求めていないよ。という人が大多数かもしれません。

 

実際、あまりカメラに興味がない人は、スマホで撮った写真との違いはあまり分からないと思いますし、SNSで自動リサイズされた写真では尚更です。

 

しかし表現をする上では自分に知識や技術がある中で、スマホで写真を撮るということは、あえてレベルを下げることは妥協に他なりません。

(制約の中で生まれるからこそ輝くものもありますが、それはまた別の話です。)

 

例えるならば、太いペンで書いた文字を知っているのに、ご祝儀袋に細いボールペンで書く人はそうそういませんよね?

 

つまりは、用途によって使い分けを行う必要があったということです。

 

勿論カメラを買ったからといって、すべてカメラで写真を撮っているかと言うとそんなことはありません。

私はSNSに上げる料理の写真や、家族との写真はiPhoneで撮影します。しかし面白いなと感じたものや景色など、クオリティを高めたい時にはカメラを使います。

 

逆に、iPhoneのポートレートモードで物を撮ることは無くなりました。それは、私がポートレートモードを使いたい時は、何かを綺麗に撮りたい時だからです。

 

この画質の差について、カメラセンサーは技術の進歩により、現代カメラのレベルにいずれ追いつくかもしれません。MacbookとiMacの性能が大して変わらないように。

 

しかしレンズに関しては、物量を投入しているカメラのレンズに間違いなく分があります。

ただし、それを補うようにiPhoneXsから機械学習でそれらを補正するニューラルエンジンというものが開発されました。

 

レンズはそれぞれに個性がありそれを通して撮影された写真にも個性が宿ります。画一的なiPhoneがその壁を超えることができるのか、私は少し楽しみにしています。

 

カメラは撮影のひと手間、そしてその表現力があるからこそ、写真を撮る気にさせます。

もちろんiPhoneで素晴らしい写真を撮られる方がたくさんいらっしゃるのは理解していますが、私の個性とiPhoneというツールがまだマッチしていないというだけの話です。

 

私にとってiPhoneはカメラでなくスマホ。撮った写真は作品ではなくただの記録。

私が足りなかったのは表現、すなわちアートとしての写真でした。

 

ライカというカメラを選ぶ理由

 

そんなこんなで始まった新しい相棒探しですが、私がカメラに求める条件は2つ。

 

  • 写真を撮りたくなる。
  • 撮った写真を見返したくなる。

 

写真を撮りたくなるにはカメラの表現力はもちろん、写真を撮る事が楽しいカメラである必要があります。

また、いつでも撮れるためにはにコンパクトで持ち歩ける事も大事な条件です。

 

つまりコンパクトで撮って楽しくて、いい絵が撮れるカメラが私のスタイルに合っていることになります。

 

この条件を満たすカメラを探してみましたが、現時点ではほぼミラーレス機と高級コンデジと呼ばれるカメラに限定されてしまいます。

 

しかし、少しだけ問題点があります。これらのカメラはほぼ例外なく全て共通するのが、光学式ファインダーがありません。

ミラーレス一眼カメラはミラーとプリズムからなる光学式ファインダーが無いのでミラーレスというのですが、代わりにEVFという映像素子からの映像がファインダー内の液晶画面に写ります。コンデジも同様です。

 

旧来の光学式を排する事でコンパクトを実現したカメラなので、しょうがない事なのですが、しかしこのEVFという機構がどうしても好きになれないのです。。

 

特に明確な理由を述べる事は出来ないのですが、アナログのファインダーに比べると撮影時に映像感を強く感じ、現実世界にある被写体をデジタル変換された景色を見ながら撮影することに違和感を感じてしまいます。

 

特に高性能な光学式ファインダーのカメラをずっと使ってきた方であれば、すこしは共感いただけるのではないでしょうか。

 

しかしこれは、私がアナログに固執しているだけなのだと思います。なぜかというと、街中で一眼レフカメラ構えている若い子をみると、LVで背面液晶に写った画像(映像)をみながら撮影してる人を非常に多くみるからです。

 

変に知識を持ってしまうと、

「せっかくの一眼レフでファインダーを使わないなんて、無駄に重くて、腕が伸びて手ブレするだけだからミラーレスにすればいいのに・・・・」

なんて思ってしまうのですが、実際はファインダーって夜は暗くて見えづらいし、視野率の関係で背面液晶のほうが仕上がりに近い状態を確認しながら撮れます。当然それだけのために新しいカメラを買うのもまぁ、無駄です。私の考えよりも合理的なのかもしれません。

 

SONYのα7なんて、なんとファインダーに映る映像がフォーカスポイント部を拡大して、ピント合ってまっせ!って教えてくれるんですよね。普通にびっくりしました。

 

そしてもう一つ、機能が多すぎるカメラもすこし考えものかなって思います。実際に販売されているカメラは使わない機能がてんこ盛りです。どこかで聞いたような響きですよね。

 

まず、シーンモード。お手軽にカメラが調整してくれて手軽に綺麗な写真が撮れますが、今の時代はその役割はもうスマホで充分です

 

一眼レフカメラはBKTWBQUAL、モード、動画、ミラーアップ、測光、AFポイント、たくさんのファンクションボタンなど多くのボタンを撮影時に考慮する事ができると同時に、純粋に被写体と向き合うことを難しくさせています。

もちろん全て思い通りに使いこなせるのであればその限りではありませんが。。

 

「被写体が明るいから中央測光にしよう、WBも下げ目で、背景も残したいからBKTを設定して・・」

なんてあれこれ考えるのも楽しみのひとつでもあるんですが、選択肢が増えるほど、迷いが生まれて自分の軸がブレる気がしてしまいます。

特に初期の頃は機器を知る上でも、むやみやたらに設定やレンズを替えて撮影するべきでは無いと思います。

 

私が最終的に落ち着いた撮影スタイルは、常に絞り優先Aモードで、操作するのは絞り、AF-L、シャッターだけというものでした。

撮影して露出が気に入らなければISOかSSを変えてもう一度撮ります。

 

このような条件の中調べていると、ひとつのメーカーが選択肢に浮かび上がってきました。

 

 

それはライカです。

 

カメラ好きであれば、一度は名前を聞いたことがあるかと思います。

私ももちろん名前は知っていましたが、ライカはコアなカメラ好き、いわば一種の変態が持つようなカメラというのが私の認識でした。

いかんせん一眼レフカメラとは別世界のものだったので形も特徴もほとんど知りません。

 

最初は、カメラの基礎を作った老舗、とにかく高い、そして今や物自体はパナソニックが作っているという乱暴なイメージしか持っていませんでした。

しかし、調べていくとライカのカメラの奥深さを知らされることになりました。ここで、ライカに惹かれた理由を挙げていきたいと思います。

 

今回は一番有名であろう、M型ライカについて特徴を追っていきたいと思います。

 

理由1:究極にシンプルである

 

 

ライカの特徴はなんといっても、究極にシンプルであることです。

 

上記は最新のデジタルカメラ、M10です。

見ての通り、現代の一眼レフカメラと比べても非常にコンパクトです。

 

実はこのカメラは、初号機が登場した1950年代からほとんど形状が変わっていません。

 

他のメーカーの一眼レフカメラを見てみると、基本的に昔よりも今のカメラのほうが大きくなっています。

 

しかし、ライカも時代に合わせて露出計を搭載したり、デジタル化を実現してきましたが、その際に形状や操作系はほとんど変えずにここまで来ています。

ライカのカメラは非常に考え抜かれたデザインなのです。

 

ファインダーは勿論光学式。肉眼で見る世界と同じ感覚で覗くことができるレンジファインダーを採用しています。

レンジファインダーは昔は日本のどのカメラメーカーでも生産していたほどポピュラーな方式でした。しかし、今では他に作っているメーカーはありません。

 

ご存知の通り、一眼レフカメラに移行した日本メーカーはその後大成功を収めるわけですが、犠牲になったのは先程挙げたとおり、カメラの大型化です。

 

ライカはそんなある意味いにしえの技術を現代のデジタル式のカメラにも強いこだわりを持って適用させているのです。

 

操作系はとことん無駄を削ぎ落としてあり、日本のカメラにあるような補助機能ボタンは殆どありません。

デジタルカメラなので、液晶メニューの操作用のボタンはあれど、写真に必要な操作系はレンズの絞り、フォーカス、シャッタースピード、ISO、そしてシャッターボタンしかありません。

 

更には、シンプルを追求し、カメラのロゴすら廃した真っ黒のボディ。デジタルカメラなのに液晶画面とすべてのボタンを取っ払ってしまったという狂気じみたモデルまで存在しています。

 

それくらいライカはシンプルに固執しています。

理由2:フィルムカメラを意識したノスタルジーな絵

 

 

出てくるその絵は、「心地よい」です。

ノスタルジーというかエモーショナルというか、ライカで写真を撮影している方達の写真を見ると、何かが心に染み渡るような写真に感じました。

 

一方現代の日本では、映えとかフォトジェニックだとかビビッドな写真が好まれています。私の好きなディズニーランドで写真を撮っている人たちは色付けが明るめのキャノンを使っている方が圧倒的に多数派です。

 

しかし、一方でそのような写真に疲れている人も一定数おり、写ルンですやチェキ、その他フィルムカメラも年々人気が上がってきています。

 

逆に言えば、このライカのような画作りは見返したくなるような、過去の記憶を思い出すのに非常に適している、普遍的な絵作りともいえます。

 

実際、ライカはGentle&Warm&Cozyな絵作りを目指して作っていると明言しています。

 

穏やかで暖かい、そして居心地が良いという意味だそうで。

 

目を瞑って思い出せば、暖色でぽかぽかした中にある昔懐かしい思い出といった感じじゃないですか。

見返したい写真とはビビッドで綺麗に撮れたものではなく、こういうものかもしれませんよね。

 

理由3:豊富なラインナップとブレないコンセプト

 

逆にエッジのきいたライカだからこそ、ネガティブな点もあります。

 

それは、日本製カメラのような大衆向けではなく一部のコアなカメラユーザー向けにしている中小企業であるということです。社員数はニコンの1/10以下です。

(ライツパークなんていう施設を作るくらい儲かっているみたいですが笑)

 

しかし、ライカは現在一眼レフ、レンジファインダー、ミラーレス、コンパクト、スマホと多種多様な製品を発売しています。

 

それは、イメージにもあったように日本のOEMなんじゃない?という点でもあるのですが、それは、今の時代どこでも普通な事です。流石に全く同じものをライカブランドを付けて倍の値段で売っていたらそれは褒められませんが。

 

具体的に代表的なモデルを調べてみました。

 

D-LUXはパナソニック製

 

 

まずは、D-LUXC-LUX等の-LUXシリーズ。

これはパナソニックからOEM供給を受けた日本製です。

パナソニック製で実際にパナソニックのものと見た目はほぼ同じ。

 

しかし、明確に異なる部分があります。

まず、筐体やレンズが金属製になり、非常に重厚感のある作りになります。

 

そして何よりも、画作りが違います

ここについてはライカが作り上げた画像エンジンを採用しているため、同じパナソニックとは違った写真がでてきます。

 

ライカのラインナップの中では、本体が日本製のため安く品質も悪くない、しかもコンパクトでライカの絵作りが堪能できるとあり、既にライカを持っているような分かっている方たちに人気があるようです。

 

Leica X , Leica Q

 

 

次にLeica XQシリーズ

これは、ライカのコンパクトデジカメシリーズでドイツ製です。

 

こちらはオリンパス?からの技術提供を受けているとかで、オリンパス製の外付けEVFが使えたりもします。

 

特徴はなんといっても、ライカ謹製の本体とレンズが手軽な値段で使えます。(〜20万円!)

レンズとカメラが専用設計のため、画質も良好でライカの中ではかなりコストパフォーマンスが高いようです。

 

また、Xシリーズの後継として、ライカQというフルサイズセンサー&F1.7の明るいレンズを搭載したコンパクト(全然コンパクトじゃなきけど)カメラもあります。

 

Leica M

 

 

そして最も有名なMシリーズ。こちらも正真正銘のMade In Germany。

 

もっともライカらしいライカのカメラです。

 

あとから妻に言われて判明しましたが、ちびまる子ちゃんに出てくる、たまちゃんのお父さんが使っているカメラだそうです。

 

このカメラのデザインは登場した1950年台の初代M3から、現在のM10まで、デザインは殆ど変わっていません。

更にM型ライカ用レンズは遡れば1950年頃のオールドレンズですら現役で使用することがでいるのです。

つまり、M型ライカデザインはカメラのひとつの最終形であると言えます。

 

HuaweiLeicaスマホ

 

 

最後に挙げるのがスマホ。

 

これはHuaweiのスマホですが、カメラ部分に関してはライカとの協働によりスマホへライカブランドの搭載が実現しています。

 

私の家族がこれの古いモデルを使用していたので、遊ばせてもらっていましたが、使う人が使えばかなりイケてるツールだと思います。

 

その他にもあまりメジャーではありませんがSという中判一眼レフ、CL.SLというミラーレス等もあります。

 

ライカはM型を主としたカメラやレンズを生産しながら自社の魂と技術力をしっかり受け継ぎつつ、日本をはじめとするその先進技術を持つ企業と提携しながら、QやライカCL等の新しいカメラやスマホなど様々な形でライカという名を世に示し続けています

 

理由4:価格にも納得の品質の高さとレンズの魅力

 

しかしひとつの気になる点はやはり値段。

 

なんと、現行機M10-Pのの新品価格は100万円超え。

しかもこれ、本体だけです。

 

そのため別にレンズが必要になるのですが、50mm F1.4の明るいレンズが欲しいよーなんて思ってもなんと、M型用レンズは60万円以上します。セットで200万弱。。。。。

 

もはやカメラじゃなく車の値段です。

 

しかも軽自動車じゃなくて、ふつーの白いナンバーの車の値段なんですけど?

そしてそんな高級なカメラにも関わらず手ぶれ補正もオートフォーカスもありません。

 

しかし、実際に店頭に行って触れると、ネガティブな点は一気に払拭されました。

 

まずは一番の特徴でもあるレンジファインダーですが、これは初めての経験でしたが、かなり気に入りました。

 

ファインダー越しの風景から四角い枠で示される一部を切り取るイメージなので、自分の目で見たイメージを写真に残す事ができます。

 

そして何よりも質感。

上部軍幹部や底が真鍮でできたボディは非常に重厚感があり、手に馴染みます。

 

M型ライカは写真を撮るというプロセスが非常に洗練されており、最高のフィーリングを味わいながら撮影できます。

これは日本の高級カメラであるSONYのα9も、NikonのD5もCanonの1DXにも到底太刀打ちできない点です。

 

最高の質感を楽しめるライカのレンズはびっくりするほどコンパクト。

 

このサイズでF1.4ですよ?

 

 

この先すぼまりのレンズシルエットって他メーカーでは中々見ないので、とても格好いいと思いませんか?

 

 

極めつけはコレ。沈胴式と呼ばれ、先端を収納できるレンズなんです。

このサイズでなんと50mmF2のレンズなんです。このシルエットはいかにもライカという感じがしますよね。

 

ライカレンズは、フォーカス操作用のつまみがあり非常にマニュアルでのフォーカス操作しやすいです。そして何よりもレンズの金属の質感、絞りのクリック感、ヘリコイドの滑らかさ全てが気持ちいい。。

 

私は、Dfではコシナ製カールツァイスのマニュアルフォーカスレンズを使っていたので、AFでは味わえないMFレンズのフィーリングの良さは知っていましたが、ライカはそれよりも遥か上の使い心地です。(値段も遥か上ですけど)

 

操作感は書いていたらキモくなったので割愛しますが、とにかく真鍮製レンズはマジでイイです。

 

ライカはボディもレンズも最高のクオリティを誇り、使用する喜びを味わうことができます。

 

ミラーレスカメラって本体は小さいんですけど、レンズが巨大なので結局システムとしては大きくて持ち運びづらいんですよね。

その点、このサイズであれば、普段遣いのカバンにも問題なく入るので、普段から持ち運ぶことが苦でなくなります。

ライカのレンズはマニュアルフォーカスに特化しているのでこのようなコンパクトなレンズにすることができているのです。

 

ライカは究極にシンプルで最高品質。写真を撮るということに対してとことん追求したカメラです。

 

それと、一眼レフ時代は概念すら知らなかったのですが、ライカレンズには絞り値に対するピントの合う距離が視覚的に分かるように表記されています。

 

 

そのため、絞り値とフォーカスを調整しておけば、あらかじめ任意の場所にピントが合うように調整しておくことができます。

 

これによりとっさのシャッターチャンスも対応でき、シャッターチャンスを逃さず撮影が可能になります。

 

 

このようなシーンでAFでは小さなリスに瞬時にピントをあわせる事は難しいですよね。

 

ライカはシンプルでコンパクトなだけでなく、描画の評判も最高にいいんです。

ライカは私達個人向けカメラを初めて実用化したメーカーであり、35mm判というセンサーサイズの規格ををはじめライカの技術というのは、現代まで脈々と受け継がれています。

カメラは自分を表現できる道具

 

スマホ全盛期で、意識しなくてもいつでもどんなシーンでも写真が残せるこの時代。

あえて、カメラを構えて"わざわざ"撮る写真の存在意義について考えてみました。

 

個人向けの写真撮影専用機としてのカメラがどんどん縮小していくのは間違いありません。そのような時代の中で、ライカというひとつの答えを見つけることができました。

 

逆に今回M型ライカと出会えたことで、私は手ブレ補正、オートフォーカスをはじめとする、カメラの便利機能から開放されましたので、新モデルに踊らされたり、新しいカメラが欲しくなる可能性は低いと思います(笑)

 

ライカは他の海外光学メーカーと同様に、日本企業の大攻勢によって1970年台に一度倒産・買収により経営が変わっています。

世界を牛耳る日本メーカーに対して生き残りをかけたライカが取った手段がクオリティの徹底によるブランド力の向上でした。これは写真以外の分野においても適用できる重要な考え方ではないでしょうか。

 

ライカのコアな部分は現代も脈々と受け継がれており、その唯一無二存在である貴重なカメラをこの度は手に入れることができました。

これからたくさん持ち出してライカのことをもっともっと知っていきたいと思います。

 

 

合わせて、今回ライカについての写真論に対する書籍も新旧いくつか購入してみたので、いろいろ勉強してより写真に対する理解をアップデートしていきたいと思います。

 

 

あっ、これを機にインスタ始めましたので見ていただけると嬉しいです。

 

View this post on Instagram

 

leica #leicacamera #anaheimdisney #bluebayou

前のめりさん(@maenomelife)がシェアした投稿 -

それでは!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事