こんにちはものぐさです。
フィルムって良いですよね。
アナログ感溢れててエモくてノスタルジーでエモくて。
シャッターを切るごとにモノとして残るのもフィルムの良さです。
そう、こんな感じで。
そうなんですよね。頑張って現像してもネガが出来て満足してしまうことありますよね。
プリントしなきゃ、スキャンしなきゃ、と気づけば1年くらいフィルム干しっぱなしなのは私だけではないはず。
引き伸ばしは大変だし、
スキャナは時間と手間がかかるし、カールしてピント合わないし、
デジタイズはその後の反転とかトリミングとか面倒な割に光にムラがあったりするし、
色々な処理の仕方はあるんですが、そもそもネガをカットして保管するという最初のステップから面倒です。
Lomography DigitaLIZA MAX
そこで、こんなものを買ってみました。
LomographyのDigitaLIZAシリーズで2022年に発売した最新モデル、DigitaLIZA MAXです。
こんな感じで、スマホの固定スタンド、バックライト、フィルムホルダーという構成になっています。
そう、スマホです。スマホなら色々なアプリがあるので面倒なネガ加工も結構楽にできます。
対応フィルムは120,127と135。その他のフォーマットも押さえを工夫すれば使える構造です。
DigitaLIZAの特徴はフィルムをパーフォレーションまでスキャンできる点です。
Lomographyが好きなパターンですね。私は対応カメラを持っていませんが、フィルム名や穴を一緒にスキャンするだけでもモノ感が出るのでウケるかもしれません。
従来からフィルムの平面性等に定評があり気になっていたのですが、今回購入した最大の理由はフィルムを横から入れて送り出せる構造に変わりフィルムをカットする必要が無くなったからです。
このおかげで、スキャンしたフィルムは丸めてそのままフィルムケースに入れれば保管が超楽になります。
勿論、画質面を考慮すればバックライトとホルダーのみを用いてデジタルカメラでのデジタイズもできます。
使用感とか
早速試してみましたが、さっそく問題が。
私の持っているスマホ(iPhone12Pro MAX)では近接撮影ができず、35mmフィルムではトリミング量が大きくなってしまい画質的に厳しいものがありました。
ですので、まずはいつもデジタイズをしている通りにカメラを使ってみます。
モバイルバッテリーを接続し、バックライトを点灯させてフィルムを差し込みます。
無理やりをカメラをセットします。(三脚とポールを用いた方が良いです。)
ローラーを回してフィルムを送っていきます。
位置とピントを調整して撮影します。ベース上でスライドするので位置合わせは非常に楽です。
ホコリは気になりませんでしたが、ホコリ取り機構があるのかは分かりません。適宜ブロワーをすると良いと思います。
そのままサクサクと撮影していき、
終わったら私は丸めてポイです。
続いてブローニーポジ。こちらはスマホで撮影してみます。
ローダーは取り外し、バックライトの上のパーツを変えて、
フィルムをはさみます。
適当なのでホコリありますが、このレベルならSNSでは十分使えます。
これならネガフィルムのカーテンをくぐらなくて済むかも
スキャンしたデータはこのような感じです。
マイクロフォーサーズ機に、ライツの古い引伸ばしレンズで撮影しました。
いやぁ、これは今までのフィルムスキャンの手法で一番楽ですね。
品質も十分満足できます。
最近ではスマホもraw撮影ができるから思い通りに編集することもできるし、気軽にかつ柔軟にデータ化することができます。
アプリを用いればネガのスキャンも自動で反転することができるので、色々な使い方が想像できます。
私は部屋の入口にフィルムを干すので、ずっとフィルムのカーテンをくぐる羽目になっていたのですが、これでようやくその必要もなくなりそうです。
さて、デジタイズが楽になったし、現像頑張ろう!
…
Valoyもフラットベッドスキャナもフィルムデュープアダプターもどれも素晴らしいですが、その選択肢のひとつとしてこのDigitaLIZA MAX、おすすめです。
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